ニンニクは、栄養満点ですが国産はなかなかお高い野菜の一つです。
しかし、病害虫も少なく育てやすい野菜だと思うので自然農法に近い形で栽培してみることにしました。
ニンニクは北海道の場合8月頃植え付け、来年の6月頃収穫します。
種子はホームセンターで福地ホワイト六片種の種子を購入しました。
5玉入っており、ばらしてみるとちょうど30片ありました。
まず、畝を作る場所の草を刈りました。
そして次に幅120cm、長さ5m、高さ15cmの畝を周囲の土を盛る形で作ります。
耕作されずに10年ほどたっているので、地面はカチカチで笹の根も縦横無尽に残っていますが、耕さずそのまま土盛りしました。
土壌微生物の活躍で土が耕されていくことを期待しようと思います。
そして。全体に米ぬかを散布して、刈った草を敷き詰めて2週間ほど放置しました。
2週間後畝の真ん中の草をどけて深さ15cmほどの溝を掘りました。
草をどかすと大量のコオロギや細かな昆虫が一斉に逃げていくのが見られました。
明らかに枯れ草の下に多くの生き物たちが集まっています。
溝の中にニンニクを尖った方を上に向けて15cm間隔でおいていきます。
その後しっかり土をかぶせ強めに鎮圧します。
ニンニクの先端から地面まで10cmくらいあった方が
ビニールマルチもしないので、越冬のことを考えると安心です。
ニンニクの芽はしっかりしていて、枯れ草も押し分けて出てくるので、よけた草を元に戻します。
雪が降るまでにある程度成長してくれれば、雪の下になっても大丈夫だと思います。
うまくいけば、来年の6月頃にに30個×6片で180片分収穫できるので楽しみです。